正しい息合いのやり方とコツ

正しい息合いのやり方とコツ
人は集中したり、緊張したりすると呼吸がとても浅く、吸って吐いてのスパンが短くなります。 または、短時間息が止まっている場合もあります。 弓道の動作は全て呼吸と合わせて行います。 それだけ弓道での息づかいは重要ですが、特に呼吸を気を付けたい動作があります。 今回は特に気を付けたい呼吸法として、息合いの正しいやり方とコツを3つのパーツにわけて解説します。
目次

1. 呼吸法の中の”息合い”とはいつの動作のものか

冒頭で弓道の動作は全て呼吸と合わせて行うと述べました。 呼吸と動作を合わせることで、一定のリズムを刻めるほか、体の力を入れたり抜いたりするのも容易になるためです。 ではあえて”息合い”と書いた呼吸法は一体いつの動作のものをいうのか。 実は会から離れにかけての呼吸法を”息合い”と呼びます。 会から離れにかけては見た目の変化はほぼなく、中には完全に呼吸を止めてしまっている人もいます。 しかし完全に呼吸を止めてしまったり、必要な呼吸が行われていなければ弓道にとっては悪影響です。

2. なぜ”息合い”を気を付けたいのか

会から離れの呼吸法が”息合い”といい、これが正しく行われないと弓道にとっては悪影響、もっと言えば上達から遠のいてしまいます。 なぜそこまで気を付けたい呼吸法なのか。 それは、会が左右に伸び続ける動作であるためです。 見た目上ほぼ動いていない会ですが、しっかり左右に伸長することで次に続く離れをスムーズにする大切な役割があります。 もしも会で呼吸が浅すぎたり止まっていたりすると、伸びる際に伸びきれない、または逆に縮んでしまうといったことが起きます。 人前で演説をしたり、発表をする場面を思い浮かべてください。 緊張から汗が出たり、息苦しくなったりしませんか。 それと同時に、体に力が入りかたくなってしまうのではないでしょうか。 会で呼吸が止まってしまうと、これと同じことが起きます。 つまり、力が必要以上に入りすぎてガチガチに固まっている状態になるのです。 柔よく剛を制すではありませんが、固まっている状態での左右の伸びはできないため続く離れにも悪影響を与えることになってしまいます。 だからこそ会から離れにかけての呼吸を”息合い”と呼び、特に気を付けたい呼吸法としているのです。

3. 正しい息合いのやり方とコツ

正しい息合いは、ゆっくり深く行うものになります。 最後に、正しい息合いのやり方とコツを解説します。

【 やり方 】

息を吸いながら引分けたのち、会に入るとき息を吐き出します。 この後から呼吸が止まったりするので、あえてゆっくり息を吸うようにします。 ゆっくり吸った息は、またゆっくり吐きだします。 ゆっくり吸う際のコツは、お腹をふくらませるように吸うことです。 ゆっくり吐き出す際のコツは、お腹をへこませるように吐き出すことです。 言い換えれば、腹式呼吸を心がけます。 吸う際に左右に伸び続ける、吐き出す際には伸びる時に入ってしまった力を抜く。 吸う+伸びる、吐く+力を抜く。 この2つの組み合わせこそが正しい息合いです。

【 コツ 】

まずはゆっくり深く呼吸することを身につけます。 これではまだ”腹式呼吸”の段階なので、さらに息合いに発展させます。 息合いとは体の左右の伸びをサポートするためにあるので、吐き出す際に体が左右に伸びる感覚をつかみます。 人それぞれに感覚は異なりますので、繰り返し確認して感覚をつかみます。 無理に矢を番えた状態でなくても、ゴム弓や素引きを利用しても可能なので臨機応変に確認していきます。 正しい息合いのコツはなんといっても、吸う時に伸びる、吐く時に力が抜けるということをわかっていることです。 スポーツ前に取り組むストレッチの感覚をイメージしながらやると、より伸びる感覚・力が抜ける感覚がつかみやすくなります。 以上3つのパートにわけて、正しい息合いのやり方とコツについて解説しました。 なにも意識しなくてもできる呼吸だけに、雑になってしまいがちですが、今一度呼吸法、息合いを見直してみましょう。 そうすることで、今以上に弓道が上達していきます。
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