目次
1.中て気が出てくるとき
弓道とは、弓を引いて矢を的に中てることを目的とする武道です。 また、弓道は理想の形を「正射必中」という言葉で表し、いつも結果にとらわれない心と変わらない正しい安定した射形があって、的中率も上がり、試合や審査などの緊張した場面でも、練習と変わりなく実力を発揮できるものであると考えられています。 弓道は矢で的を狙い中てる武道ではありますが、同時に、礼節を重んじる武道でもあり、弓を射る人の心の状態が、射技や射形に密接に影響してくるとされています。 弓道を始めてからだんだんと上達していき、試合や大会などの場数を踏んでくると、射形よりも的中に意識を集中させてしまい、そこから射形が崩れていって、結果成績が芳しくなくなることがあります。 本来の弓射の意義を忘れて、的に中てることだけを考えてしまい、射形が崩れ、品格も失ってしまうといった心理状態を、中て気といいます。 これは、弓道では最も忌むべきものともいわれています。2.射法八節と体配と中て気
弓道で中て気とは中て射ともいわれ、的に中てることだけを意識してしまう状態です。 この中て気の状態は外見上、気持ちの問題なのでわからないだろうと思われていますが、射手は中て気の状態であると、射形に気持ちがいかなくなるために、射形が崩れていても気づかずに行射を続けるようになります。 射形の崩れは、自分ではなかなかわからないものです。 また、審査や大会などで、的中はあっても結果が良くない原因として、射形の崩れから来る、体配や、礼法の崩れが指摘されています。 射手本人は、中ることだけを念頭においているので、行射の時の自分の気持ちの持ちようをよく振り返る必要があるでしょう。 的だけを見るのではなく、離れのあとの残心や体配にも充分意識しましょう。 体配や礼法をおろそかにして、中て気を直さないでいると、中っているときにはいいかもしれませんが、中らなくなった時に、改善するのが難しくなってしまうでしょう。 中るからといって、射法八節の不正を直さないままで、中りだけを求めていると大変なことになってしまいます。 一度ついてしまった射癖というのは、直すことがなかなか難しいものです。 そのようなことがないように、初心者のうちから、基本に忠実に確かな射形、射技を身につけるようにすることが大切です。 自分の射癖を見直して、理想の射形を求めて練習を繰り返しましょう。 正しい射形は、自ら中るものです。中てにいかなくとも中るものなのです。 弓道では、射法八節だけでなく、体配での礼儀作法も非常に重要視されています。 体配での姿勢と動作は、正しい射法八節につながり、射手の品格もあらわれるため、的中と同様に重要な審査基準となっています。 日頃の練習から、常に意識して体にしっかりと覚えさせましょう。 そして、さらなる弓道の上達を目指して練習に励みましょう。この記事を読んでいるあなたへ早気・緩み離れ・会の悩みを180日間で根本から解決する方法天皇杯覇者・教士八段の増渕敦人先生が監修した弓道上達プログラム。独学で試行錯誤するより、一流の指導者から学ぶ方が確実です。弓道上達革命の詳細を見る →→ 弓道上達革命の詳しいレビュー記事を読む※ 広告リンク|180日メールサポート付き監修: 増渕敦人(教士八段・天皇杯覇者)

コメント