弓道の残心の正しいやり方とコツ3つ

残心はとっていますか。もしかしたら、離れをしたのちすぐさま執弓の姿勢になっていませんか。 それは非常に勿体ないことです。 残心には今後の弓道の上達にかかわる重要な要素がたくさんつまっています。 今回は残心のやり方とコツについて解説します。
目次

1. そもそもなぜ残心は必要なのか

残心で今後の弓道の上達にかかわる重要な要素がわかるとは述べましたが、まずはなぜ残心が必要なのか解説します。 今回は「残心」といった書き方でまとめていますが、残心は残身とも書き、これは弓道の教本などにも書き連なっています。 残心とは、”気”のことです。 弓を引くときに体中に充てんさせていた”気”を離れによって放つ。 その放った”気”は一瞬ですべて抜けきらず、じわじわと抜けていくさまが残心と言われます。 このように書くと非常に抽象的ですが、張りつめていた体中の力をふっと抜くときに心の力も少しばかり抜けると思ってください。 続く残身とは、その字面の通り離れ後の形を残しているのが残身です。 この離れ後の形を残しているからこそ、遡りでその時の射形を見直すことができます。 だからこそ、残身をすぐに崩してしまってはもったいないのです。

2. 残心でこれだけたくさんのことがわかる

残心では実にたくさんのことがわかります。 ここでは残心でわかることを挙げていきます。 (1)足踏みが正しくできていたか (2)体の全体バランスが中の胴か (3)肩が詰まっていないか (4)離れが鋭く出ていたかどうか (5)左手が押し切れていたかどうか (6)顔向けがちゃんとできているかどうか (7)会で伸長しきれていたかどうか この7つが、残心だけでわかります。 まず(2)に挙げた中の胴とは、胴造りにおいて屈まない、反らない、的側に片寄らない、的と反対側に片寄らない中立な胴造りの状態をいいます。 (3)の肩が詰まっていないかというのは、左右どちらかが詰まってしまっている場合、残心ではどちらかの肩が窮屈そうに上に上がってしまっています。 (4)の鋭さについては、手のひらがポイントです。 手の平が上向きで、パーの状態になっていれば鋭い離れが出ていません。 会の状態の位置で右手を離して、残心の位置に手を持ってきただけの可能性があります。 (7)の会で伸長しきれていたかどうかは、残心への過程で体感するものになります。 伸びているままに離れが出来ると、離れのあとじわーっと力が抜ける感覚があります。 このじわーっと力が抜ける感覚が、会でしっかり伸びれていた目安になります。 以上残心のやり方とコツについて解説しました。 残心一つでここまでのことがわかりますので、しっかり取って自分の技術上達へ活かしましょう。 弓道を上達させるためにも、分析は重要です。 また、残心は自分自身だけでは確認しにくいものですので、人に協力してもらうといいです。
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