弓道の会で意識すべき5つのポイント|的中率が変わる秘訣

弓道の会で意識すべき5つのポイント|的中率が変わる秘訣

弓道の「会」とはなんでしょうか。矢を放つまでの間、もしくはただすぐに離れをしない間と思ってはいませんか。実はこの会、大切な役割があります。今回は弓道が上達する練習方法として、会で意識すべきことを5つ解説します。

目次

会とは何か|「休止状態」ではなく「動き続ける状態」

会ははたから見ればただ停止して的を狙っている間のように見えますが、見た目は休止状態であるのに対して常に動き続けています。見るからに動き続けているのではありません。じわりじわりと、上下左右にずっと伸び続けているのです。

的を見据えてじっとしているのが会ではありません。具体的にどういった動作が必要になるのは後述します。弓道を上達させるために、まず普段から「会はずっと動き続けている」と考えて練習に取り組んでみてください。

会は何秒保つもの、といった考えは捨てましょう。秒数うんぬんよりも、会で何を意識して動き続けるかがポイントです。的方向、または射位の方向へ伸び続けるというのは思いのほか難しいですし、両方向へ均等にしっかり伸びるためには、引き分けまでの射法八節がすべて影響するといえます。引き分けまでの動作がきちんと整っていれば、会はかえって無理なく自然体で存在できるものです。

会にはそれまでの射法八節が現れる

なぜ会にはそれまでの射法八節が現れるのでしょうか。お気づきの方も多いかと思いますが、会とは上半身や下半身だけの動作のみを指しませんよ。体全体の動作を含めています。下半身といえば足踏み、胴造りが影響します。上半身といえば弓構え、打起し、引き分けが影響します。

まとめるとそこに至るまでのすべての動作の集大成が会なのです。だからといって射法八節すべてに意識を向けるのは非現実的です。まずは会とはそこに至るまでのすべての動作が影響すると意識をしてください。意識するところからはじめなければ、あれもこれも散漫になってしまいます。会ではそれまでの射法八節が現れる。このように意識しておけば、たとえ会で問題が発見された際にもさかのぼるようにして真の問題にたどり着くことができます。そうやって弓道を上達させる練習を行っていくのが、上達への定石です。

会で絶対おさえておきたい5つの動作

最後に、会で絶対おさえておきたい動作を解説します。この動作をしっかりおさえ、普段の練習方法へ組み込んでみてください。

一つ目|両肩を上げずに肩甲骨を寄せる

弓道を始めたばかりの最大の関門はこの両肩を上げずに肩甲骨を寄せることではないでしょうか。最大の関門であると同時に、とても重要な動作ですのでしっかり身につけてください。

手軽に両肩が上がらず肩甲骨を寄せた状態を確認するのであるならば次の方法があります。

  • 両腕を体の後ろへしっかり伸ばす
  • 肩甲骨が寄っているのをしっかり感じる
  • 肩甲骨を離さないように気をつけながら両腕を体の横へ戻すように上げる

これは道具を何も必要としないので手軽に状態・感覚確認ができます。

二つ目|肩甲骨は寄せたまま両腕を左右に伸ばす

さきほど状態・感覚確認ができる方法をご紹介しましたが、その際合わせてやっておきたいのが両腕を左右に伸ばすことです。肘や腕だけで的や射位の方向に伸ばそうとすると限界がありますので、背中の中心から左右の伸ばす方向へ伸びることで肘や腕だけに比べてしっかり伸びることができます。一人で感覚がわかりにくいときには、仲間に協力してもらって背中の中心から左右の伸ばす方向へ軽く押しのばしてもらうと良いでしょう。

三つ目|呼吸を止めない

一生懸命になるからこそしっかり意識をしておきたいのがこの呼吸を止めないことです。私たちは集中すると思わず呼吸が浅く短くなりますし、時には呼吸を止めてしまうことさえあります。それでは十分な伸びがかないませんので、普段通りの呼吸をすることを忘れないよう意識し普段から練習に取り入れることも大切なことです。

四つ目|自分の矢束を引ききる

実は引き分けた直後は自分の矢束を引ききってはいません。そのため、会でじわりじわりと引ききる必要があります。引き分けたその場で停止しておくのではなく、左右にじわりじわりと伸びていく感覚は重要です。引き分けたそのままで停止しておくのではなく、引き分け後も左右にじわりじわりと伸びていく感覚は重要です。

五つ目|ねじりの力をかける

左右に伸びるときにねじりの力をかけましょう。ポイントは左右で異なるねじりの力をかけることです。ねじるのには理由があって、ねじらないとうまく伸び続けられないのです。ゴム弓でもいいので、ねじらない時とねじった時の伸びやすさを確認してみてください。

会の意識が的中率を変える理由

以上会で意識すべきこととして3つ解説しました。どれも一朝一夕に身につくものではありませんので、普段の練習の中から取り入れていって弓道上達へつなげましょう。

28年の稽古を振り返ると、的中率が安定し始めたのは会の質が変わってからでした。秒数を数えることをやめ、「左右にしっかり伸び続けているか」だけを意識するようにしたところ、離れが自然と出るようになり、的中も安定してきたのです。

会は射の完成形です。足踏みから引き分けまでのすべての積み重ねが会に凝縮されます。今日の稽古からぜひ、会で何を意識して動き続けるかに注目してみてください。その意識の変化が、的中率と射形を根本から変えていきます。

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