目次
1.詰合いと伸合いが重要
詰合いとは、縦横十文字を意識して三重十文字の守られた正しい胴造りで矢は的の中心を向き、胸弦、頬付けが基準のとおりについたときの形をいいます。 伸合いとは、詰合いで完成された縦線と横線をより安定した強い線とするために、伸合いではさらに背筋を伸ばし、両肩、両ひじを左右に伸ばしていきます。 伸合いによって、体全体が丹田を中心にして、上下左右に無限に伸びる方向に働き、気力、行きあいが充実するのです。 伸合いは内面の要素が大きく、見た目の変化はほとんどありませんが、離れの気合の発動を促す動作となります。 その時に、的に中てたいという気持ちや、中たらないのではという不安、おそれ、迷いなどの気持ちがあると、気力は充実しないため、充分な伸合いができなくなります。2. 会のもうひとつの要素、彀(やごろ)
伸合いの状態を保ち続け、全身緊張の頂点に達した、離れ直前の状態を彀(やごろ)といいます。正しいやごろは2~4秒を必要とされています。 会での詰合いと伸合いとやごろで的中は変わってきます。 会における胴造りは、左右のバランスがもっともいい状態の中胴が基本です。正しい状態は、胸の中筋からの力が発動できるのが安定した理想の胴造りになります。 懸る場合や、退く場合のときには直立や片足で弓を引く練習をしてみると、バランスよく引くことの大切さを感じることができるはずです。 また、胴造りの重心を少し前にすることで、胸割りや体全体で離れることを感じることができます。 会での手の内は、入り過ぎると前腕や手首を弦で打つこともあるので注意が必要です。また、控え過ぎると、手首を振った残心になってしまいます。 また、会では、肩の状態が上下や前後に動かぬように力を入れ過ぎずに肩がよく動くように保つことが必要です。 最後に、弓道の的の狙いの定め方には、満月、半月、闇と三つの方法があります。個人差があるので必ずしも正しい狙いが半月に見えるわけではありませんが、指導者に見てもらい、正しい狙いをしている時の見え方が、その人の見え方になります。 会では行なう動作がたくさんあります。この一連の動作が整うと次の離れにつなげることができるのです。また、的中も射形も安定してくるのです。 一長一短では身につく技術ではないので、普段の練習から安定させることを意識して行なうことが重要になってきます。この技術が身につくと弓道はぐっと上達していきます。射法八節を極めたい方へ射法八節を完全習得し中・貫・久を鍛える方法天皇杯覇者・土佐正明先生による「射法八節習得プログラム」。足踏みから残心まで各節を体系的に学び、試合で勝てる射を身につけられます。射法八節習得プログラムを見る →→ 弓道上達教材の比較レビューはこちら※ 広告リンク監修: 土佐正明(天皇杯覇者)

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