目次
1.弓道の特徴
弓道は他のスポーツにはない特徴がいくつかあります。 一つめの特徴は背が高い低い、力が強い弱い、男女の差などという、他の競技ではアドバンテージになるものがないということです。 弓道は弓の力を自由に選択することができます。一般的に力が弱い女性やお歳を召した方でも、現役として楽しむ事ができるスポーツです。 そして、弓道の動作の必然性からか、誰しも姿勢良く、実年齢よりも遥かに若く見られる人がほとんどです。 私が実際にお会いした先生方も、腰と背筋が伸び、ほがらかで活動的な方ばかりでした。 失礼ながら年齢を聞くと、実年齢よりも十は若く見えました。 競技としての特徴は、相手を打ち負かし、勝敗を決めるものではないということです。 試合がある以上、対戦相手は存在します。しかし対戦相手に何かしらの行動を起こす事は出来ないのです。 極端な例えですが、対戦相手が自分よりも良い結果を出すからといって、妨害したりはもちろんできません。 出来る事はただ、その結果を受け止めて、自分は自分であると、最良を最善を尽くして行うだけなのです。 試合という緊張下で自分を冷静に保つのは非常にエネルギーが要ります。 日常生活でも、就職の採用試験や、大勢の前での発表など、緊張する機会は多いものです。 緊張すると、自分が何を言っているのか分からなくなったり、相手が話していることが理解できなかったりして、お互いに良い結果を生み出しません。 弓道は自己のコントロールの仕方を学び、メンタルを鍛え上げるには最適なスポーツなのです。 そして、試合が終わればお互いの健闘を讃え合うという、武道ならではの清々しさもあります。2.日本人と弓道の精神性
昔の話ですが、先生から「弓道は宗教だ」と言われた経験があります。 最初はぎょっとしたのですが、弓道をしているうちに、その精神性や倫理に触れて、なるほどな、と納得してしまいました。 例えるなら、禅、のようなものでしょうか。 弓道は正しい精神性が強く求められるスポーツです。繰り返しになってしまいますが、試合でできることは自分に出来る事を発揮することしかできません。 当たらなければ原因は自分自身にあります。その原因は何か、自己反省を重ね、日頃の練習から射の研究を行う事が大切です。 そのままの自分の実力を認めて、実力以上に良く見せようと思わずに、素直なままに弓を引く。 ありのままを受け入れること。己の出来ることを認めて受け入れること。 これらの精神性が禅と似通ったものがある、そんな気がしてなりません。射法八節を極めたい方へ射法八節を完全習得し中・貫・久を鍛える方法天皇杯覇者・土佐正明先生による「射法八節習得プログラム」。足踏みから残心まで各節を体系的に学び、試合で勝てる射を身につけられます。射法八節習得プログラムを見る →→ 弓道上達教材の比較レビューはこちら※ 広告リンク監修: 土佐正明(天皇杯覇者)

コメント