冬の弓道練習で気をつけるべき3つのポイント

冬の弓道練習で気をつけるべき3つのポイント
弓道をしていて注意したいシーズンは夏と冬です。 夏は汗や熱中症といった対策がすぐにイメージできるかもしれません。 では、なぜ冬も弓道をしていて注意したいシーズンなのか。 今回は冬場の弓道の練習で気を付けたいこと3つのパートにわけて解説します。
目次

1. 体で気を付けたいこと

冬の弓道の練習で大敵なのが、【 手のかじかみ 】【 あかぎれ 】【 筋肉の硬直 】です。 大半の弓道場は屋根はあるものの矢道は屋外です。 弓を引いている最中は北風が吹こうとも、雪が降っていようとも落ち着いて引くことが鉄則です。 鉄則ですが、真っ赤になるほどかじかんだ手は思いのほか力が入りません。 離れの衝撃で弓が飛んでしまうこともあります。 また、ふで粉などを滑り止めとして使用する場合には、冬場の乾燥した空気によりあかぎれのリスクが高まります。 手がかじかみきって痛い、または感覚がなくなる前に適度にマッサージをしてやりましょう。 道具いらずで手軽にできるツボもおすすめです。 ふで粉などを使用する場合には、練習後よく手を洗いハンドクリームなどでしっかり保湿をしてやりましょう。 一旦あかぎれになると治るまでに苦労することになります。 もしもあかぎれになってしまった場合は、通常のばんそうこうを貼るより液体ばんそうこうを患部に塗るとふで粉などが傷口に入るのを防げます。 冬の練習はとにかく低い気温が練習の妨げになります。 寒さから体中の筋肉はかたまっていますので、準備運動などをして体をほぐしてから練習をしていきましょう。

2. 道場で気を付けたいこと

足袋を履いているとはいえ、床は板張りなのでよく冷えます。 足が冷え切ってかじかんでしまうと、跪坐や正座を行うのが厳しい上に体も芯から冷え切ってしまいます。 そこで、対策として足袋の下に靴下を履いたり、足裏に貼るカイロなどを使用して足の冷えを軽減します。 長時間道場にいるとどうしても足は冷えてしまいますが、こうすることで冷えを緩和することができます。 また矢取りに行く際には上着を羽織るなどして、体温調整を欠かさないようにしましょう。 貼るカイロも有効です。 寒さから道場内で地団駄を踏みたくなるかもしれません。 少しでも動いて暖かくなりたいという気持ちはわかりますが、道場は本来静かで厳粛な場所です。 矢道は寒く、外に出たくないという理由から暖房器具から離れず矢取りしないということはご法度です。 暖房器具があり、それが数少ない場合には占領もしないようにしましょう。 自分ひとりで練習しているわけではありませんので、周りへの配慮も弓道する上で必要です。 また冬は乾燥によって安土がすぐに乾いてしまう恐れや、低温によって安土が凍ってしまう可能性もあります。 すぐに的を立てるのではなく、安土の様子もよく観察して準備を行ったり手入れをしていく必要があります。

3. 弓具で気を付けたいこと

弓具で気を付けたいことは、乾燥です。 普段カケなどは湿気ないように除湿剤などを用いて管理されているかと思いますが、今回はカケや弓の握りではなく、「弦」の乾燥についてです。 弦は合成繊維や麻といった材質でできていますが、乾燥がひどいとこの弦の中の水分が蒸発してしまい切れやすくなっています。 普段より切れやすい状態ですので、弓の上部分・上はずに弦が付着していないかどうか十分気を付けてください。 離れをした際に何かにあたるような弦音がする時にはすぐにチェックすることをおすすめします。 以上3つにわけて冬場の弓道の練習で気を付けたいことを解説しました。 冬場の弓道場というのは想像以上に寒さ厳しい場所です。 弓具、安土、体調と気を付けることが多い冬ですが、弓道を上達させるためには避けては通れないシーズンです。 冬を乗り切り、春にはより上達した弓道ができるようにしていきましょう。
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