射法八節について|弓道の基本

弓道を行うための基本動作は、射法八節といいます。射法八節とは、弓を引く動作を八つの節に体系立てた手順で、弓道の上達には、この八節を正しい順序で、基本に忠実に正しく行う必要があります。


1.射法八節とは

射法八節は次のように区分されています。

足踏み(あしぶみ)、胴造り(どうづくり)、弓構え(ゆがまえ)、打起し(うちおこし)、引分け(ひきわけ)、会(かい)、離れ(はなれ)、残身(ざんしん)の八つです。元々は、離れまでの七項目しかありませんでしたが、後に残身が加わり、八節となりました。

これらは区別されていますが、実際は弓を引いて矢を射る一連の所作ですので、ぷつりぷつりと断絶されたものではありません。よどみなく、流れるような所作で行うことが求められます。

そのため、射法八節は竹のように、と例えられます。

一射を竹と考えると、八節は文字通り竹の節です。竹には節が多くありますが、1本の竹であることには違いありません。

弓道も、射法八節という区分された動作があれど1回の射であるのです。

この射法八節を正しく行うと、矢は必ず的に中るのが弓道の理論です。弓を引くためには射法八節を学ぶことが必須であり、弓道の上達には射法八節と向き合い、正しく動作を行えるよう努力が必要です。


2.自然体

では、正しい動作とはどのようなものをいうのでしょうか。




射法八節の正しい動作というものは、ずばり「自然体」です。自然体とは正しい肉体の動かし方ともいえます。

例えば、打起しの動作も、弓を持ち上げるだけと思われますが、正しく肩まわりや腕の関節を動かして筋肉を働かせ、在るべき位置に肩や腕を持っていかなければなりません。

少しでもずれると、肩の左右均等が乱れたり、次の動作に移行しづらかったり、無理な力が入り、最悪ケガの元となります。

自然体を身につけるには、体の力を抜くことが肝となります。

日常の気付いていない所で、私たちは緊張しています。肩凝りや腰痛など、思い当たる節はありませんか。

無理のない体の使い方―自然体を身につけると、弓道の上達だけでなく、美しい姿勢も身につき、無用な体の強張りから解放されるかもしれません。弓道を行っている人に若々しく健康な人が多いのも、そのためかもしれません。






3.息合い

たびたび、弓道には息合い(呼吸)という言葉が使われます。息合いとは、単なる生理的な呼吸のことではなく、これもまた身体の活動を促し、正しい動作を行うためのものです。

どんな運動も、呼吸を忘れてしまうと体は硬くなってしまいます。

試しに、前屈運動を呼吸なしとありとでやって、比較してみてください。いかに呼吸といいうものが身体の活動に影響するのかわかるはずです。

静かな長い呼吸が、極めて自然に行えるようにしましょう。







弓道が驚くほど上達する練習教材

弓道が驚くほど上達する練習教材

✓子供が試合でいつも良い成績を残せない!
✓大人で弓道を始めたが伸び悩んでいる
✓弓道部の顧問になったが指導方法が分からない
✓近くに良い指導者がいない
✓短い練習時間で良い成績を残すコツが知りたい


そんなアナタにおすすめなのが、 「弓道が驚くほど上達する練習教材」です。

弓道が驚くほど上達する練習教材は、 元国体チャンピオンや天皇杯覇者などの名人が監修しているの信頼性の高い教材なので、誰でも確実に弓道が上達することができます。

このページでは、数ある教材のなかでも、信頼性と即効性が抜群の弓道が上達する練習教材を紹介します。


  • 弓道上達革命 ~初心者と指導者向け~【天皇杯覇者 教士七段 増渕敦人監修】DVD2枚組



    弓道上達法の決定版がついに登場!!



    このプログラムは 中学や高校の弓道部、大人で弓道を始めた人、弓道部の顧問 のために開発された弓道上達プログラムです!

    史上最年少で天皇杯覇者となり、その後インターハイや国体など数々の全国大会で優勝者を育て上げた弓道教士七段「増渕淳人」先生がついに明かす弓道上達の極意が詰まっています!

    しかも、半年以内に弓道が上達しなかったら 全額返金される保証付き なので、安心して取り組めます!

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ