基本動作について|弓道が上達する練習方法
弓道をしていて実際に的前に立つようになると、射型についてよく思いをはせるようになります。
そこでおろそかになってしまうのが「基本動作」です。今回はそんな基本動作について3つ解説します。
基本動作を身につけて、スマートに弓道を上達させましょう。
1. 実はこれだけある!弓道の基本動作
基本動作は細かくわければ12つあります。
・立ち方
・坐り方
・歩き方
・止まっている時の回り方
・歩いている時の回り方
・開き足
・坐礼
・立礼
・揖
・執弓の姿勢
・坐射における基本動作
・立射における基本動作
これだけの動作が基本動作とされています。
2. これだけはおさえておきたい!弓道の基本動作
先ほど列記した12個の基本動作のうち、これだけはおさえておきたいという基本動作をあげます。
①坐り方
②歩き方
③立礼、揖
④執弓の姿勢
⑤立射における基本動作
この5つは求められる場面も多いことからおさえておきたい基本動作になります。
次の項でそれぞれ詳しく見ていきます。
3. 基本動作を身につける
①坐り方
弓道には独特の座り方をします。椅子に座るように腰に体重をあずけて座ると上半身が前かがみになります。
弓道ではこれをよしとせず、腰を垂直におろすイメージで座ります。
息を吐きながら1歩目の足を引き、息を吸いながら腰を沈めます。
ポイントは膝を床につけるとき、ドスンと音をさせないよう静かに床につけることです。
②歩き方
普段わたしたちはつまさきとかかとをしっかり上げて歩いています。
弓道ではそのつま先とかかとをできるだけ上げない、すり足で歩くことが基本となります。
すり足は力士の土俵上での進み方を思い出してもらうとよくわかるでしょう。
ポイントは1歩目は左足から踏み出し、呼吸と合わせることです。
左足:吸う、右足:吐く。このリズムで歩いていきます。
③立礼、揖
よくおじぎは15度、30度、45度と意味に応じて深さが変わるとマナーで言われます。
実は弓道においてもそれぞれ角度が異なる礼があります。それが「立礼」と「揖(ゆう)」です。
立礼とは約45度までの礼で、揖は角度ではなく上半身が前側へ約10cm屈める浅い礼です。
息を吸いながら礼をし、呼吸を吐き、再び息を吸いながら体を起こします。
立礼のポイントは、腰から折るようにして礼をすることです。
背中を丸めてしまっては不格好です。背筋を伸ばしたまま腰から折ります。
揖のポイントは、立礼の時と同じように背筋を伸ばしたままわずかに礼をすることです。
この揖はとても使用頻度の高い礼ですのでしっかり身につけましょう。
④執弓の姿勢
立った時の執弓と、座った時の執弓と2種類あります。
立っている場合、弓の先端は床から約10cm上に位置します。座っている場合、弓の先端は床につけます。
ポイントは、弓の先端と右手に持っている矢の先端が、直線で結ぶと直角になるようにすることです。
⑤立射における基本動作
執弓の姿勢から射位に進む場合、左足から踏み出します。
1歩目は少し大きく、2歩目の右足先は射位のラインになるように足を運びます。
3歩目で正しい足踏みの位置に持っていきます。
ポイントは、この3歩でいかに正しい足踏みの位置に持っていくかということです。
以上これだけはおさえておきたい弓道の基本動作を解説しました。
どんなに素晴らしい射型も、どんなにすごい的中でも、基本動作がなっていないと映えません。
弓道上達へ向け射型に集中できる基本動作を身につけましょう。
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