弓道で現れる筋肉痛
弓を引いた翌日、体が凝っているという経験はありますか。
どうしてこの場所が筋肉痛になるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんね。
今回の「弓道で現れる筋肉痛」では、気になる弓道での筋肉痛についてご説明します。
1.まず意識すべきポイント
弓を引くときに筋肉の動きを意識したことはありますか?
筋肉の動きを意識して、イメージしながら動作を行ったほうが、イメージをせずにただ弓を引いた場合よりも格段に上達することができます。
弓道で筋肉痛になる人は「腕が痛くなる人」「背中が痛くなる人」の2パターンが多いようです。
腕を使って弓を押しながら矢を引いているのだから、腕が痛くなって当然だと思う人もいます。
なぜ背中が痛くなるのか疑問を持たれる人もいます。
実は上手な人ほど背中の筋肉を使っているのです。
そもそも筋肉痛とは普段使い慣れない筋肉を使うことで痛みが出てきます。
今まではなんともなかったのに急に腕や背中が痛くなったという人はやはり原因があります。
2. 弓道では具体的なイメージを持ちましょう
射法八節で引き分けがありますよね。
その引き分けの時に使う筋肉がとても重要です。
引き分けの途中大三で一旦動作を止め一呼吸置きますが、このときにきちんと肩を落としていますか?
肩が上がっている状態というのは、精神的には緊張状態であり、筋肉も収縮してしまいます。
肩を意図的に落とすことで、体に、「自分は緊張状態ではない」ということを教える意味もあります。
落ち着き、リラックスした状態でないと、スムーズに引き分けることができません。
スムーズな引き分けとは雄のクジャクがあの美しい羽を広げるようなイメージです。
精神面が射の上達に直接影響する弓道では、イメージはできるだけ具体的にするのが大切です。
前から見て、左の弓の押手や右の矢の引手のいずれかが先行することのないように均等に引き分けます。
その際腕だけで引き分けてはいけません。
以前、「腕は肩までではなく肩甲骨を含むのだ」と言われたことがあります。
肩甲骨を開いて会へと持ち込むのです。
もし腕だけで引き分けている人がいるのならこの記事を読んだ瞬間から気を付けていただきたい点です。
私も経験があるのですが、あとから腕や肘が痛みだし、弓を引くのが耐えられないほどになる可能性あります。
その時に教えていただいたのが、肩甲骨を開くということです。
3.肩甲骨を開くと筋肉痛になることも
腕ではなく肩甲骨を意識し、背中の筋肉をつかっているイメージを持ちながら引いてみてください。
引き分けの際、自分の背中で肩甲骨同士がくっついている、もしくはどんどん近づいているというイメージをできるだけ常に心がけてください。
背中の筋肉痛はきちんと肩甲骨がつかえている証拠です。
痛みをむしろ誇りにおもっても良いでしょう。
きちんとした射ができていれば昇段試験でも役立ちますし、何より会の際ののびあいの幅が広がります。
バネが最大限に使われるので、威力も増します。
ここで一点注意してもらいたいのが、胸を突き出さないことです。
背中にばかり気をとられないようにして胸は張る程度に抑えましょう。
射は、1回実践しただけでは変わりませんから、日ごろから背中や肩甲骨を意識して、美しい羽が広がるようにしてください。
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