弓具の手入れの仕方|弓道が上達する練習方法
弓道初心者にとってなじみのない弓道具の手入れには不安を感じる方も多いと思いますが、弓道具を手入れすることによって、弓道具の状態を確かめる機会にもなるので、是非、積極的に取り組んでいきましょう。
1.弓道具の正しい手入れの仕方とは
弓道具の手入れは難しいのではないか、と不安に思う声を弓道初心者から聞くことがありますが、弓道具の日々の手入れの仕方は比較的簡単なものです。
まず、弓の手入れですが、カーボン・グラスファイバー製の弓であれば、特に手入れは必要ありません。
汚れが気になるようでしたら、乾いた布で拭くことで対処できます。弓をきれいに保つためには、日頃から練習後にはきちんと汚れを拭き取ることで問題はないでしょう。
竹弓の場合は、自然の素材になるので、温度や湿度に影響を受けやすくなっています。
また弦を張らないでおいたままだと、竹が元の形に戻ろうとする(裏反が大きくなる)ため、日頃から弦を張る習慣をつけておくとよいでしょう。
また、練習の前後にタオルで乾拭きをして、湿気や手あか、汚れを取りながら、表面の傷や割れ、籐の緩みなどをチェックして、弓や弦の状態をよく確認することが大切になります。
弓は温度差にも強くないので、高温になる車の中などに置きっぱなしにせず、保管はまっすぐに立てておきましょう。
矢の手入れも、カーボン・ジュラルミン製のものは特に必要はありません。
羽根にばらつきが出てきたら、湯のしをすると羽根がきれいになります。
竹矢の手入れは、使用後に矢拭き布で砂をきれいに落として、水分もしっかり拭き取ります。
矢立てに立てたままで自然乾燥させるのがいちばんですが、無理な場合は、矢筒に入れて保管します。
竹矢の場合はとくに、湿気と極度の乾燥に気を配りましょう。
竹箆には、時々つばき油やごま油など植物性油を引いてすりこみます。
羽根や竹箆は虫による傷みを受けることがあるので、長期間矢筒などで保管する場合は防虫剤が必要です。
弽の手入れにも注意が必要になります。
弽は鹿の皮で作られているので、練習後はしっかりと汗を乾かすために、日陰干しをしましょう。
夏は湿気で乾きにくいので、特にカビやすくなります。日陰干しをしても乾かない場合は、ドライヤーを使って乾かすこともよいでしょう。
下がけを何枚も用意して、汗をかいたらこまめに替えるのもよいでしょう。
練習後には、余分なぎり粉や筆粉、汚れをしっかり落としてから日陰干しをしましょう。
保管の際には、形が崩れないように引いている時の形を維持するようにゆるく丸めて保管しましょう。
弽は射にも影響し、長く使う道具になります。丁寧に手入れをすることで、自分の手になじませましょう。
弓道衣は常に清潔できちんと型の整ったものを着用して練習したいものです。
普段の練習用の道着は家庭でも洗濯ができるものがほとんどですので、こまめに洗濯をして清潔に保つようにしましょう。
袴はネットに入れて、手洗いやドライコースでの洗濯機使用もできますが、ちょっとした汚れでしたら、固く絞ったタオルで汚れた部分をこするだけでも落ちる汚れもあります。
また、クリーニングに出す時には、和服の対応ができるかどうかを確認してから出すとよいでしょう。
常に清潔で整った道着を着ることで、心身共に引き締まり練習にも力が入ることでしょう。
2.矢が浮いてしまう原因がわかったら
日本の古武道のひとつである弓道であることから、弓道初心者にとって、弓道具の手入れは難しいと思われる方もいるかもしれませんが、正しい手入れの方法を知ることで、弓道具をより理解し、よく手入れの行き届いた弓道具を使うことによって、練習にも力が入り、審査や試合などでもいい結果を導くことができるのではないでしょうか。
道具の手入れも弓道なのです。常に弓道具を手入れすることで、愛着が湧いてくることでしょう。
その愛着ある道具で一生懸命練習することで、より一層弓道の上達を導くことができるでしょう。
弓道が驚くほど上達する練習教材
✓子供が試合でいつも良い成績を残せない!
✓大人で弓道を始めたが伸び悩んでいる
✓弓道部の顧問になったが指導方法が分からない
✓近くに良い指導者がいない
✓短い練習時間で良い成績を残すコツが知りたい
そんなアナタにおすすめなのが、 「弓道が驚くほど上達する練習教材」です。
弓道が驚くほど上達する練習教材は、 元国体チャンピオンや天皇杯覇者などの名人が監修しているの信頼性の高い教材なので、誰でも確実に弓道が上達することができます。
このページでは、数ある教材のなかでも、信頼性と即効性が抜群の弓道が上達する練習教材を紹介します。
|