弓道の道具の名前と役割

弓道を初めて習う人とって、弓道にはどんな道具が必要でどのように使用されるのかと悩まれる方もいると思います。ここでは、一般的に弓道初心者が揃える必要のある道具を調べてみましょう。


1.弓道具を知ろう

弓道初心者が実際に弓道を始める前に、どのような弓道具が必要なのかを調べるには、指導者や上級者、教本、インターネットと色々な方法がありますが、必ず揃えておかなければならない道具はどのようなものがあるでしょうか。

まず、弓になります。ここでは、弓道専用の和弓についてお話しします。

弓には、竹弓、カーボン入竹弓、グラスファイバー弓・カーボンファイバー弓があります。

竹弓は高価で扱いも難しいので、上級者向きといわれています。

カーボン・グラスファイバー製の弓は耐久性もあり安価なので入手しやすいため、初心者には安心して使用できる弓になります。

竹弓と違い、温度、湿度の影響を受けにくいので、形状も変化しにくいため、的中に影響が出にくく、耐久性もあり、練習量にも耐えられます。

竹弓の値段はピンからキリまでありますが、カーボン・グラスファイバー製の弓の方が比較的安価です。

竹弓と違って調整や破損の心配もないので、ひとつ持っているとよいでしょう。

次に矢になります。矢には、竹製、ジュラルミン、カーボン製のものがあります。

竹製の矢は高価であり、また羽根は貴重な鳥のものを使用することから、近年では販売や譲渡に対して規制が厳しくなってきています。

矢竹の入手が困難になってきたため、最近ではジュラルミン・カーボン製の矢が代替品として入手しやすくなっています。

初心者には扱いの難しい竹矢よりも、ジュラルミン・カーボン矢が向いているといわれています。

弦は、材料に麻を使用したものと合成繊維のものとの二種類があります。

古来、弦は弓や用途によって射手が自分でつくるものでありました。弦の種類も何種類もあります。

麻弦の製造は高度な技術が必要でされ、作業工程も多いため高価なものになりますが、現在では、ケブラー(東レ、デュポン)、ベクトラン(クラレ)、テクノーラ(帝人)、ザイロン(東洋紡)といったスーパー繊維と呼ばれる合成繊維製の弦が用いられています。

弦は自分の弓力や技量の状態にあったものを選ぶことが大変重要になってきます。




弽も弓と弦と同様に射手の技量、力量に合わせて慎重に選びたい道具のひとつになります。

弽は鹿の皮を使った革製品で、手袋のような形をしています。

弽は、弓を引く際に弦を親指の根元にかけて引くので親指を守るために使うものです。

現在使用されている弽を大別すると、柔帽子(やわらかぼうし)と堅帽子(かたぼうし)となり、堅帽子には、三つ弽(みつがけ)、四つ弽(よつがけ)、諸弽(もろがけ)といったものになります。

弽の違いは取懸ける指によるものになります。

弽には国内産のものと国外産のものがあり、国内産のものの方が長持ちするようです。また、同じ三つ弽でもひとつひとつ形が違います。

弽は、行射の的中や上達度に密接に関係してくるので、自分に合ったものを選び、充分に手になじませて使うようにしましょう。

最後に、弓道衣(弓道着)になります。

武道にはそれぞれの運動に適した道着があるように弓道にも、道着、袴、帯、足袋といった弓道衣があります。

女性は、これに胸あてが必要になってきます。


2.その他に必要な道具とは

弓道初心者が揃えなければならない弓道具は、始める場所(学校や道場)によっても違いがあると思いますが、主だったものとしては上記のものになるでしょう。

弓と矢は、学校や道場であれば初心者は共有して使うことが多いので、すぐに購入する必要はないかもしれません。

道着や弽は自分の体形に合ったものが必要となるので、なるべく早く購入しておきましょう。

その他の弓道具としては弓を入れる弓袋、矢を入れる矢筒、弽の下につける下がけ、手汗を防ぐ筆粉、すべり止めのぎり粉などがあります。

また、練習用の道具として巻藁や巻藁矢、巻藁ネット、ゴム弓があります。

弓道具を手入れするときに必要な、わらじと呼ばれている麻天鼠(まぐすね)、籐べら、サンドペーパー、やすり、握り皮、筈、矢じり、重り、バンドエイド、テープ、さめ皮などがあります。

弓道具は各自で用意するものと、学校などで準備されているものがあるので、その都度確認するようにしましょう。

弓道具は材質によって値段も様々であり、通信販売でも購入することも可能です。

自分に合ったものを適切なタイミングで入手して、弓道の上達を目指していきましょう。







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