会の震えを止める方法|弓道が上達する練習方法
弓道の会において、多くの人が直面する、手や体の震えは、その原因と射癖の矯正によって、直すことは可能なのでしょうか。弓道の上達を目指すために克服することとはどんなことになるのでしょうか。
1.震えの原因とは
弓道の射法八節、会の行程では色々な課題がありますが、その中でも悩む人が多いのが、震えではないでしょうか。
震えは、単に緊張からくるものから、射癖などによるものがあると思われます。
また、自分に合った弓を使っていない場合、弓力にも因って起こると言われています。
震えによって、的中率が下がってしまう場合や、矢所が定まらなくなる場合も出てきてしまうので、早めに改善しておきたいものです。
会での震えは射法八節のすべての動作や姿勢が関わっているので、この点に注視していくことが大切になってきます。
2.基本に戻り、よく見ること
射法八節での会は、一見、動きを止めて、的を狙っているようにも感じられますが、実際はじわりじわりと、上下左右にずっと伸び続けている状態にあります。
この時には呼吸を止めることなく、丹田を意識してなるべくゆっくりと大きく呼吸を続けることが大切になってきます。
呼吸法は試合や審査の時に緊張した気持ちを落ち着かせるためにも有効ですので、是非覚えて繰り返し練習をしてください。
緊張からくる、体の震えの場合にもきっと役に立つことでしょう。
緊張をコントロールするために、日々のメンタルトレーニングを取り入れて、矢を射る稽古と合わせて行いましょう。
次によく言われているのが、弓力が自分の筋力と合っていない場合に震えが起こるということです。
これは、必ずしも、正しいとは言えないようです。
例えば、今現在16キロの弓を引いていたとして、それが強すぎるのではと弓力を落としたとしても、16キロの時の弓の引き方と落としたキロ数の弓の引き方は全く違ったものなので、あまり関係性はないと言われています。
それよりも、注意しておきたいのは、射形によって起こる震えになります。
これは、正しい姿勢や筋肉の使い方を習得していないために起こることが多くなります。
正しい姿勢とは、射法八節の第一段階である、足踏みから始まっているのです。
この足踏みを正しくない、または、自分の体格に合っていない状態で行なっていると、会の段階で震えが起きてしまうことがあります。
足踏みから、胴造り、会に至るまでの一連の動作はそれぞれ次の段階に繋がっているものなので、ひとつでもおろそかにしてはいけないものなのです。
また、この一連の射法八節の動作をつなげていくのには、呼吸法も大事になってくるのです。
会では、弓を大きく腕だけでなく、体全体で押し開くような意識を持って行なうことが良いとされています。
腕の力だけで、弓を引こうとすると震えが出てきてしまうので、早めに改善をこころがけましょう。
一度癖がついてしまうとなかなか矯正することは難しくなりますが、弓道を上達させるためには、普段から呼吸法や筋肉の働きに注視して練習に取り組んでみてください。
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