足踏みの種類|弓道が上達する練習方法

弓道の上達は、射法八節を正しく理解し、習得することが大切になります。また、正しい姿勢を作る基本動作である、足踏みを身体で覚えることで、一連の動作を流れるように行うことができるようになり、上達へと繋がります。


1. 射法八節の中のひとつである足踏み

足踏みとは、弓を射る間、体を安定させて正しい姿勢を保つための基礎となる足の踏み方、足構えのことを指します。

単に足を開く動作ではなく、的に対して正しい足踏みをすることが大切です。

この時には1回で足を踏み定めます。足を開く際は、あまり下を向かないで目尻で足元を見るようにします。首が折れて姿勢が崩れてしまわないようにするためです。

その時に、足底で台地を踏みしめ、下半身を安定させることで、続く「胴造り」の基礎となるようにします。


2. 足踏みの種類とその方法

足踏みの足の開き方には、礼射系と武射系のふたつの方法があり、流派によっても異なってきます。

礼射系とは、一足開きともいわれ、小笠原流にあたります。的を見ながら左足を的の中心に向かって半歩踏み開き、次に右足を一旦左足の辺に引きつけながら、右へ一足で扇形に踏み開く方法です。

このとき、目は的から離さないで、右方に自分の世界を切り開く、という気合とともに、絶対に足元を見てはいけません。

次に武射系ですが、こちらは、二足開きともいわれ、日置流にあたります。礼射系と同様に、的を見ながら左足を的の中心に向かって半歩踏み開き、顔を正面に戻し、次に足下に視線を移し右足を開きます。




視線を下に移すときには姿勢が崩れないよう、特に注意しましょう。

どちらの足踏みの開き方でも、足を踏み開いたあと、ただ足を踏ん張っただけでは上体は生きてはきません。

足裏の土踏まずを意識して足底で大地を踏みしめ、ひざ関節を自然に伸ばして下半身を安定させて、胴造りの基礎となるようにします。


3.足踏みで覚えておきたいこと

足踏みは、正しい姿勢を作るための一番重要な基本の動作であることを常に意識することが大切です。

礼射系の足踏みの際は、踏み決めた左足を動かさないで、右足を開くときには、足指の先端がやや弧を描くように踏み開きます。右足を開き終わるまで、視線は的を見たままで行います。

右足は動かさずにすむように踏み決めることも大切です。

二足で踏み開く、武射系の場合の足さばきでは、最初に踏み決めた左足は動かさないようにすることが大切です。

一足で踏み開く場合とは違い、視線を足もとに移す際は、首を折り過ぎないよう注意し、左右の足ともまっすぐに踏み出します。

右足も踏み決めたあとに動かすことのないよう、正確に踏み開くことを意識し、右足を踏み決めてから、顔を起こして視線を戻します。

どちらの足踏みの方法でも、これらの一連の動作を、スムーズな重心移動となるように気をつけながらおこないます。

足踏みの練習は、初心者だけでなく、上級者でも非常に大切な基本の動作ですので、繰り返し練習することが、上達への早道へとなることでしょう。







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