足踏みの三つの基本|弓道が上達する練習方法

足踏みとは、胴造り以降に続く骨格をつくる動作です。足を開くだけの動作には違いありませんが、射法八節は竹のような一連のものを指すものですので、胴造りを安定して行うための決まりごとがあります。


1.矢束の幅

足踏みの上達には3つの基本があります。まずはその1つ、矢束(やづか)を測りましょう。

矢束は各々で長さが異なりますから、自分の幅を知っておく必要があります。

左腕を地面と平行に伸ばして下さい。この指の先端と首の中心までの距離があなたの矢束です。

首を左に向けると首の筋が浮かび上がって測りやすいです。一緒に弓道を楽しむ仲間がいれば、測ってもらうと良いでしょう。

余談ですが、矢を選ぶ時もこの矢束が基準となります。そのときは安全のために5cmほど長めに採ります。

この幅を体に染み込ませるために、床に矢を置いて目印とし練習すると良いです。これが「矢束の準(かね)」という、足踏みの守るべき三つの基本のうちの一つです。


2.足の踏み方

外八文字に足を踏み開きます。

外八文字とは約60度の角度の事です。両足先を結ぶ直線を底辺とし、自身の後ろへ向かって正三角形を作るイメージを持つと良いと思います。

昔は角度を表す言葉がなかったので、扇を用いていたそうです。そこから「扇の準(かね)」と呼びます。

これも足踏みの大切な基本です。

この外八文字に足を開くやり方には、2通りの方法があります。特に決め事はないため、普段の練習ではどちらの方法を行っても構いません。





1.一足開き

本座より、的に向かって歩を進め、的を見ながら射位から半歩、左足を踏み開きます。

右足を左足に一旦寄せて、ゆるく弧を描くように一足で開きます。このとき足元を見てはいけません。

別名「礼射系」とも呼ばれる方法です。


2.二足開き

本座より、的に向かって歩を進め、的を見ながら射位から半歩、左足を踏み開きます。一旦視線を足元へ落とし、右足を反対方向に半歩踏み開きます。

この方法は「武射系」とも呼ばれます。

私は二足開きで習っていました。シンプルな所作で実践的なイメージがあります。

また、一度足元を確かめる事が許されるので、矢束の幅と角度を目で確認することができるので安心感がありました。

一足開きは貴族的で優美な印象を持ちますが、矢束と角度を自然に体に覚えさせなければなりません。上達するまでは初心者には難しい方法かもしれません。


3.的への向かい方

矢束も測り、開き方も覚えたのなら、的に向かいましょう。

足を矢束の幅に踏み開きます。足先の点と点を一直線に結び、更に延びた先に的の中心があれば正解です。

「一間中墨の準(かね)」これが三つ目の基本です。

弓道の基本倫理でも、的には素直に相対することが求められます。

しかし、いざ射位に立つと、どこが的に対して真っ直ぐな位置なのか分からなくなります。久しぶりに引く人は特にそうでしょう。

もし一緒に弓道を楽しむ仲間がいるのなら、立つ位置を確認してもらう方が近道です。







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