弓道の基本動作について

弓道の上達は、的中だけにあるものではありません。射場への入場の仕方、退場の仕方、全ての基本動作を美しく行うことが求められます。

そのため、立ち方や歩き方などの基本動作をしっかりと身につけましょう。


1.立ち方

弓道において座った状態から立つ場合、息を吸いながら腰を伸ばし、立ち上がります。跪坐からの立ち上がり方は坐射に必要な動作です。

上達するには、呼吸のタイミングが重要です。動作中に息を吸い、吐き出すときには一つの動作が完了するようにします。

例えば、片方の足を立てている最中は息を吸い、立ち終わったら息を吐く、といった具合です。

また、立つ時は胴造りが崩れやすいので注意が必要です。腰を曲げてからの反動で立たないよう注意しつつ、腰で立つようなイメージで上体が傾かないようにしましょう。






2.座り方

座り方は審査では必須です。しっかりと身につけておきましょう。

上達のコツとしては、立ち方と同じく、呼吸に気を付けることです。動作は、息を吸うことから始まります。

立った姿勢から、息を吸いながら足を半歩分後ろに真っ直ぐに引き、息を吐きます。ついで、息を吸いながら、後方へ体が傾かないよう、しっかりと胴造りを保ちながら腰を沈めます。

そして、両親指を重ね(またはつけても構いません)、静かにお尻を両かかとの上に置き、息を吐きましょう。

この時、上体を真っ直ぐに伸ばすことを忘れないように気を付けましょう。


3.歩き方

歩き方は弓道の基本動作では欠かすことができません。入退場のみならず、本座から射位へ移動するときなど、必要となる場面が多々あります。

弓道における歩き方の基本動作は次の通りです。

まず、目づかいに注意しながら、胴造りを崩さず腰を軸として、呼吸に合わせ体を送るようにして歩きます。

腰を曲げずに、土ふまずで歩くようにするといいでしょう。このとき、足の裏を見せないように、すり足で歩きます。

歩幅としては、二メートルを歩くのに、男性では三歩半ほど、女性では四歩半で歩くのがいいとされています。ただし、歩幅よりも、道場内では足の運び方に静かに呼吸を合わせる方が重要です。

弓の末弭(うらはず)は床から10センチほどの高さをキープします。






4.回り方

立ったまま停止している位置で向きを変える方法は次の通りです。

気を付けたいのは、足のみで向きを変えるのではなく、目的の方向に意志を向けることです。

腰を回しつつ、向きを変えようとする方の足の爪先に他方の足の土ふまずを移動させて、90度になるようにT字の形をつくります。ついで、両足を揃えることで向きを変えます。

例えば、右に回りたいときは右足のほうに左足を直角に寄せて、回り終わったら両足をそろえます。

歩行中も概ね同じです。

右に向きを変える時には、左足を向きを変える場所の一歩分ほど前に出し、右足を向きを変える方向に小足にL字形に踏み出し、続けて左足を右足の前に踏み出して進みます。左に向きを変える時は足を逆にして行います。




坐したまま左に回る場合、次の方法で行います。

跪坐の姿勢から、息を吸いながら腰を真っ直ぐに伸ばし、息を吐きます。

ついで、回る方向に意識を向け、息を吸いつつ腰を回しながら、両膝をつけて右膝のかかとを九十度右に運び、腰を深く回して向きを変えます。これに伴って、両足が自然とそろい、跪坐の構えをとって、息を吐きます。

足で向きを変えるのではなく、腰で回るように心掛けましょう。また、爪先が床から離れないように注意しましょう。


5.礼

礼も、大切な基本動作の一つです。

弓道では、心正しく身を修むるは礼の本なり、と言われるくらい、礼は相手に対しての心の形に表すものです。形だけのものは礼になりません。

礼は、その人の教養や礼節など、その人自身を示すものであるとも言えるでしょう。

坐った状態での礼(坐礼)であっても立った状態での礼(立礼)であっても、息を吸いながら体を屈し、屈したまま息を吐き、息を吸いながら体を起こします。

また、受礼者の身分によって上体を屈する角度は異なってきますが、深い礼以外は、普通屈体の角度は四十五度とされています。

坐礼における深い礼は、坐った状態のまま背すじを正しく伸ばし、上体を曲げながら両手は腿の両脇におろし、上体の運びに伴い自然についていくように両手を前に進め、両手の拇指頭と人差指の間に鼻の頭がくるような気持ちで上体を屈します。

礼が終わったら静かに上体を起こします。このとき、両手も体に沿って元の位置に戻します。

弓矢を持った場合の坐礼は、弓を持った方の手は動かさず、矢を持った方の手のみを同様に動かします。体を起こすときには胴造りを正しくすることを意識しましょう。

立礼における深い礼は、立った姿勢で背すじを正しく伸ばし、腰を軸として上体を屈し、それに伴い自然に下がってくる両手の指先が膝頭に接する位置で留まり、静かに体を起こして両手を元の位置に戻します。

弓矢を持った場合の立礼は、執弓(とりゆみ)の姿勢で、上体のみを屈しますが、両手を下げないように気を付けて下さい。弓の末弭は体の中央にし、床上約十センチに位置するようにしましょう。


6.揖(ゆう)

揖は行射の始めと終わりに行う礼です。

背すじを伸ばして10センチほど体を傾けた会釈のことをいいます。常に体の軸を安定させ、背中を曲げるのではなく、腰から上体を浅く折るようにします。

揖においても、礼節に徹し、感謝の念を表すようにしましょう。

弓射を行うとき、定めの座の礼と同様の気持ちを持ち、本座における最初の揖は、「お願いいたします」「ただ今から演武させていただきます」など、また、終わったときの本座の揖は、「ありがとうございました」「無事終わりました」など、感謝の気持ちをもって行うのがいいでしょう。そうすることで、場ならびに的との結びつきもさらに定まることになるでしょう。







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