肩甲骨を意識した大三をしよう | 弓道射法八節

打ち起こしと引き分けの間に大三というものがあります。

弓を三分の一押し開く動作のことです。

今回の「肩甲骨を意識した大三をしよう」では、大三の上達方法についてご説明します。


1.弓道での大三の方法を学ぼう

大三は打ち起こしをしてから、引き分けを行う前に、一旦動作を停止するものです。

停止の仕方は左手と体とを的方向へ平行に移動させてから止めます。

その広さが、おおよそ弓の三分の一です。

なぜ大三が必要なのかというと、引き分けをスムーズに行うためです。

いきなり弓いっぱいに引き分けを行おうとすると、余計なところに力が入ったり、のびやかに開くことができなくなります。

肩を痛めかねないので、注意してください。

そして、右肘は打ち起こしの位置からほとんど変えません。

右肘を固定して、左手だけを気持ち程度的に向かって伸ばすイメージです。

弓道初心者の方はよくここで左手に右肘がついて行きそうになるので意識して動かさないようにしましょう。

右手は額からおよそ拳1個分空けます。

また、動かさないようにしようと意識すると、力が入ってしまいがちです。

打ち起こしで一度、そして大三でもう一度意識的に肩を落とすようにしましょう。

できれば誰かに見てもらって、後ろから肩を押してもらうのがよいです。




そこから引き分けを行い、会に進みます。

引き分けから会までの注意点として、常に矢は体に対して平行を保つということを忘れないでください。

これは左右のバランスを図るためでもあります。

平行でないと言うことは、どちらかの引っ張る力が強すぎるためにおこりますので、どちらかが先に体に到達することがないようにしましょう。


2. 肩甲骨を意識しよう

大三で使う体の部位として覚えていてほしいのが肩甲骨です。

前項で、右手を額からおよこ拳1個分あけると記述しましたが、そのときの力の入る場所はどこだとおもいますか?

もちろん腕ですよね。

ですが、できれば腕で大三をしているという意識ではなく、肩甲骨を使って大三を行っているのだと意識してください。

腕の力だけで引こうとすると、どうしても力が弱い人は肩に力が入ります。

勝手がわからない初心者の方であればなおのことです。

肩に力が入ると、引き分けを行う際に右肘と左手が、最小限でしか開かなくなります。

逆に、肩を落としてのびやかな引き分けを行うと、右肘と左手は一番大きい弧を描いて会へと持ち越すことができるのです。

ですから、大三を行う際は、ぜひ肩甲骨大きく柔らかくいっぱいひろげるという意識をもってみてください。

弓道が上達してくれば、すこしずつ理解ができてくるはずです。







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