弓道の手の内が上達する練習方法

弓道の的中や貫徹力、矢の勢いを決めるものはなんでしょうか。

それは、手の内です。弓道の上達には手の内の習得が必須です。

昔は弓道は秘伝技のように代々語り継がれていたほど、手の内は重宝されていました。

現在でこそ秘伝技のような語り継がれはありませんが、手の内が重要であることに変わりはありません。

今回は弓道の叡智が詰まった手の内が上達する練習方法について解説します。


1. 手の内の作り方には種類がある

あなたは今現在、正面と斜面、どちらの射形で弓を引いていますか。

射形の違いがあるように、手の内にも違いがあります。

正面の手の内、斜面の手の内と2種類があるのです。

正面の射形が礼射系ということもあって、正面での手の内は全体のバランスが均一です。

一方斜面の射形は武射系ということもあり、斜面での手の内は押手(=左手のこと)重視でパワーがあります。

全体バランスか、的中・貫徹力などを重視したパワー系か。

大きく分ければこの2種類が手の内になります。

正面でのポイントは、中指や薬指で弓の握りを握らないことです。

中指、薬指、小指は位置を揃えるためどの指も握りを握ることが可能です。

しかし中指や薬指で握ってしまうと、天文筋が浮いてしまいます。

これでは下押しが利かず、上押しのみやベタ押しの手の内になってしまうかもしれません。

斜面でのポイントは、手首を反らしすぎないことです。

特に羽びく際に、手首を反らしすぎると本来の手の内の力が失われてしまいます。

的中や貫徹力などは肩、肘、虎口までが一直線で押し切られたときに最大の力になります。

これが斜面の特長でもあるので、手首を反らしすぎないようにしましょう。





2. 手の内を上達させるための練習方法

手の内を上達させるためには何が必要でしょうか。

やみくもに練習を重ねても、正しい練習をしなければ上達は見込めません。

まず手の内を上達させたければ、安定して的中を生み出す人の手の内を観察、分析することです。

意外に思われるかもしれませんが、安定して的中を生み出す人は手の内が整っていることも多いのです。

まずは”正しい手の内”をしっかり見て学ぶことです。

この時ポイントは、自分の弓の引き方をしている人を観察、分析をすることです。

正しい手の内がわからないまま、やみくもに練習するのは、暗闇の中手探りで前に進むのと似ています。

正しい手の内がわかれば、次に自分の射法八節中の手の内を録画して確認してください。

すでに正しい手の内を知っているので、自分の手の内を見直し、何が悪いのか、何が違うのかを分析します。

分析結果として、例えば小指側が親指側より前に出ているというのがわかれば、それは上押しがかかっていない状態とわかります。

上押しが弱ければどうすればいいのか。

肘上から天文筋に向けてのねじり押し込む力をかけるのと、小指をしっかり絞めるといった対処で改善ができます。

以上弓道の手の内が上達する練習方法について解説しました。

教本やネットなどで手の内の作り方はすぐに知ることができます。

しかし、実際の手の内を目の当たりし、実際の完成具合を見ていないとわからないこともあります。

弓道は生身の人間がするものなので、そういった生の情報も大切です。

より周囲に目を向けながら、より弓道を上達させていきましょう。







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