弓道における道場のルール

弓道の道場には、弓道家としての基本的なマナーと、道場利用のルールがあります。学生弓道の場合、学校が持っている道場施設を利用したり、あるいは時間単位で貸し切りにして練習することが多いため、きちんと教えられることが少ないと思います。

とはいえ、ルールやマナーは大切ですのでしっかりと押さえておき、どこの道場へ行っても安心できるようにしておきましょう。


1.道場での作法

道場に入ったら、まず神棚に神拝を行います。神棚がない場合でも、上座に向かい一礼します。

これは、ルールというよりも弓道家としての最低限の作法です。

また、道場への入退場の際は、必ず神棚に一礼することが作法です。

そして、道場に居る先生や先輩方にあいさつをします。

見知らぬ方にあいさつをするのはドキドキしますが、是非、積極的に声をかけましょう。そうすると、人と人とのつながりができ、弓道について教えていただく機会も増えていくでしょう。

道場には、一段高くなった審判席があります。時おり腰を掛けている方を見ますが、文字通り審判のための席なので、そういった行為はやめましょう。

弽の着脱は、正座した姿勢で、上座の方に体を向けて行います。これは、武術の世界では自分に敵意が無いことを示すためだといわれています。

神棚に向かって行うのは、不正をしません、という意思表示なのだと思います。

また、他の人の弽や道具に勝手に触るのもNGです。

道場の使用前後には清掃を行います。

初めて使用する道場では、清掃道具がどこにあるかわからないことでしょう。コミュニケーションのためにも勇気を出してたずね、そのままにして帰るなどということがないように心がけて下さい。

弓についてですが、弓は横に寝かせて置くことは決してしません。弓は神聖なものですので、またぐこともしてはいけません。









2.行射での作法

道場では様々な人が引いています。大会へ向けての射込み、射形の矯正、審査の練習など、その目的も人によって様々です。

補足しておくと、射込みは、自分の所属する道場以外で行うことは避けた方が無難ではありますが、周囲の了承があれば良いでしょう。

各々がルールを守り相手を尊重することで、お互いが気持ちよく弓道を楽しむ、それを心がけることがマナーです。

弓を引いたあとは、必ず安土へ向かい、矢取りに行きます。矢取りでは、胸当てや弽は全て外して行きます。

矢取りに安土へ入るとき、2拍します。これは、自分の存在を示し、重大な事故を防ぐためにも必要なことですので、必ず行って下さい。

矢の取り方は、先に的から外れた矢を、ついで、的の外側から中り矢を取り上げます。根元の方を持ち、的がずれたり倒れたりしないよう配慮しましょう。

矢羽を上にし、上座へ向け、矢先は手のひらで受けて安土から退出します。

矢取りはなるべく上位の先生ではなく、下位の人が行います。誰が誰かわからなくても、「自分がやります」という意志を見せる方が気持ち良いでしょう。

ただし、矢所を確認したいという先生もおられますので、了解は取るようにしましょう。

さて、ここからは、武道での暗黙のルールになります。

見取り稽古といって、他の人の射を見学することができるのが、道場利用の利点です。

しかし、自分の師や、範士クラスの上位の人の射を拝見する場合、許可されない限り正座で行います。正面から拝見することも避けましょう。

また、矢乗りといって、狙いをどこにつけているのか、などを見るのもいけません。もちろん、これも見てほしいと依頼された場合はその限りではありません。

ルールやマナーが大変そうだと思うかもしれませんが、他の弓道家と交流することで、作法や射技を学ぶチャンスが増えます。臆せずに道場へ行きましょう。







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