重度の早気を克服するために | 弓道が上達する練習方法
早気とは弓道の射癖のひとつで、克服するのが難しい病気といわれています。重度の早気に陥ってしまうことのないように、早めに改善に向けての練習に取り組みましょう。
1.早めに早気を自覚する
弓道の早気は、突然早気にかかってしまう場合と、徐々に早くなってきて最終的に早気にかかってしまうといった場合があります。
早気であっても的中率が良い場合には、自分のタイミングで離しているために、他者からの指摘がないと、自覚できない場合もあるように、気づいたら早気にかかっていたということもあります。
早気の克服には、早めの対処が一番になります。
的中があるから大丈夫だとは思わずに、指導者の指導を仰いで、早気の改善に取り組みましょう。
早気の原因や、状態は人それぞれで、一つとは限らないので、自分に適した早気の克服方法を見つけることも大切になってきます。
ただ、精神論だけで気持ちの持ちようだとは思わずに、自分の射を色々な角度から見て考えることも必要でしょう。
早気にかかり、早気を直そうとする気持ちが強すぎるばかり、かえって早気が直らないばかりか、重度の早気に陥ってしまう場合もあるので、時間はかかっても必ず早気は直ると、自分を信じる気持ちも大切です。
2.自分にあった早気の克服法を見つける
弓道教本や、ガイドブック、ウェブサイトなどでも、早気の克服法の情報を入手できるので、練習時間外で指導者に直接指導を仰げなくても、個人で確認することが可能です。
ウェブサイトによっては、早気に悩む質問者に対して、丁寧に優しく回答してくれる方もいるようですので、教本を読むよりも参考にしやすい場合もあるかもしれません。
色々な人が色々な早気の状態に悩んでいることがわかると思います。
あなたの早気の状態と全く同じ場合もあれば、そうでない場合もあるので、一概にはいえませんが、早気の克服を研究していくには、充分に役に立つことでしょう。
教本で足りない部分をウェブサイトで補い、逆にウェブサイト上には掲載されていない事項を教本で補うといったように双方を効果的に利用してみましょう。
そして、自宅でできる範囲で自分の射形を確認し、正しい射形をイメージして、素引きやゴム弓で射法八節の確認をしながら練習してみましょう。
稽古場では、巻藁練習がよいとされていますが、巻藁でも会が充分持てずに離してしまうといった重度の早気の場合もあります。
巻藁では会を持てても、的前になると持てなくなってしまうといった場合もあります。
こういった場合は、着眼点を変えてみましょう。
他に早気の原因があるかもしれません。それを見つけるために、様々な練習法を試して、自分に合った克服法を探しましょう。
ある指導者は、呼吸法が大事と言い、他の指導者は呼吸法は無視して練習するべし、と言います。
またある人は、早気は直らないといえば、ある人は必ず直るものだといいます。
情報が多すぎて、どれが正しいかはわからなくなってしまうこともあるかもしれませんが、先にも話したように、人それぞれ早気の症状や原因は違っているように、克服法も違っていて当たり前なのです。
早気を簡単に克服できる人もいれば、直ったり、また早気に戻ったりを繰り返す人や、スローペースで直る人もいます。
ただ、早気を直すと決めたからには、中りや他の射癖のことは考えずに直すことだけを心において、気持ちを腐らせずに真剣に取り組みましょう。
熟練者の中でも、今でも早気と戦いながら弓を続けている人もいます。なぜなら、弓が好きだからです。
弓が好きという気持ちを大切にして、早気にかかってしまった場合でも、重度にならないように、早めに対処して弓道の上達に向けて頑張っていきましょう。
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