会での呼吸法|弓道が上達する練習方法

弓道の基本動作をうまく行うためのコツは呼吸法です。

基本的にゆっくりした動作を行う弓道では、呼吸に合わせた動きをすることがとても大切になります。

射法八節中で特にこの呼吸法が大切になるのが、会のときです。

会のときの呼吸によっては、離れや的中が変わるのでぜひ身につけておきたい呼吸法です。

今回は会での呼吸法が大切な理由と、呼吸のやり方について解説します。


1. 会での呼吸が大切な理由

冒頭で弓道の動作は基本的にゆっくりで、呼吸に合わせて動くのが大切だと述べました。

この呼吸法が身に付いているかいないかで上達率も変わるわけですが、ではなぜ射法八節中特に会での呼吸が大切なのか。

それは会が、”静かに伸長し続ける動作”だからです。

もう少し言い方を変えれば、会では離れに備えて左右に伸びる力をずっと加え続けているためです。

よく運動を行う前にストレッチを行いますが、ストレッチの時に息を止めてしまっては筋肉や筋がほぐれません。

息を吸って、吐く動作で体の筋を伸ばし筋肉をほぐすことができるのです。

これは会にも当てはまることで、呼吸に合わせることで伸長し続けることができるのです。

これを実際に体感するには、素引きで引分けたあと呼吸を一時止めてみてください。

そしてその呼吸を止めた状態で、左右に伸びてみてください。

思うように力が抜けず、左右に伸びれないことに気づくでしょう。


2. 会での呼吸のポイント

会での呼吸法を身に付ける練習方法を解説します。

会での呼吸というと、会のみのことのように思えてしまいますが、実は呼吸法というのは射法八節のすべての動作につながるものですので、ピンポイントでの会得は難しいのです。




なのでまずは1つ目のポイントとして、射形全体を通しての呼吸法を身につけます。

吸うときに動作を行い、吐くときに一旦力を抜きます。

これは各動作のごとに使う呼吸法ですので、しっかり身につけましょう。

足踏みの場合には、左足を踏み出すときに息を吸い、吐くときに右足を踏み固める、といった具合です。

次に全体を通しての呼吸法が身に付いたら、2つ目のポイントとして、引分けから会にかけての呼吸を身につけます。

引分けに入るときに勢いよく息を吸うやり方ではなく、引分けに入るときにはいつも通りに息を吸うようにします。

一呼吸で引き分けたのち、一度息を吐き出します。

そして息を吸いながら会に入ります。

会では息を吸う、吐く、吸う、吐くを繰り返しながら伸長をしていきます。

この時に何回呼吸をすればいいといった回数指定はありませんが、人間の身体はすぐに伸長できません。

ですので、目安として最低吸う、吐くのセットを2~3回はすると思いましょう。

これは人によって呼吸の長さやスパンが変わるため、一概には言えません。

あくまで目安だということに気を付けてください。

最後に3つ目のポイントとしては、呼吸をしっかり行うことです。

人間の体は緊張状態などになると、すぐに動けるように呼吸を浅く短いスパンで行うようになります。

しかし、この浅く短いスパンの呼吸が弓道ではあだとなります。

なるべく深く長いスパンの呼吸にすることで、伸長もぐっと楽になります。

以上呼吸法が大切な理由と、呼吸のやり方について解説しました。

動作に慣れるほどおろそかになる呼吸法ですが、今一度見直してより弓道を上達させていきましょう。







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