弓道の射法八節の基本「足踏み」について

弓道の技能は、足踏みから始まる、弓を射る基本となる射法八節を中心として学習をし、正しい射法を身につけることが上達への近道であると言えるでしょう。


1. 足踏みは弓道を学ぶ上でのすべての土台となる

弓は正しい姿勢で正しい射を行わなければ弓道とはいえません。

足踏みとは、弓の正しい射法の基礎となる射法八節の最初の項目である足の踏み方のことをいいます。

弓を引く間、正しい姿勢をつくるための基礎となる足構えとなるため、足踏みをおろそかにして上体だけで引いていくと、身体の軸がねじれ、左右のバランスも悪くなります。

足踏みの基本は、両足の親指を結んだ線上に的の中心があることです。基本の線から少しでもずれると、28メートル離れた的に向かって矢はまっすぐに飛ばないことになってしまいます。

このようなことから、足踏みは単なる足開きの簡単な動作ではなく、弓道の上達に導く、正しい姿勢を作るための基礎となる大切な動作であることがわかると思います。


2. 足踏みの角度と姿勢の関係

次に、足踏みの基準で大切なのは、向き・広さ・角度の3点になります。

足踏みは体を最も安定した位置において、的に対して正しく自分の位置を定める動作であることから、的の中心と両足の親指の先が一直線になるように、八文字に踏み開くことが原則になっています。




これは、両足の足首の内側を標準で約60度の角度で開くことをいいます。この角度は、前後左右に最も安定のする角度であり、男女の違いはありませんが、体型や弓の強さによって、60度から80度までの範囲で開くというように、若干の違いがある場合もあります。

足の開き方は、正しく左右同じ角度で開くことが大切です。

気をつけなければならないのは、足の角度が狭過ぎると、前後には安定するものの、左右には弱い足の構えになってしまいます。

反対に、足の角度が広すぎてしまうと、左右には安定するものの、前後には弱い足の構えになってしまい、射法の根本である「開くこと」ができずに、射が浅薄になってしまいます。

また、足の開きが左右の角度が異なると、腰や肩といった体のねじれにつながり、足踏みから胴造りまでのすべての土台の軸がぶれてしまうことになってきてしまうのです。


3.足踏みから始まる射法八節のポイント

安定感のある行射を行うには、初心者も経験者も、射法八節の基本を正しく理解する必要があります。

射法八節は、すべての動作が相互に関連し合っているので、ひとつひとつの動作を区切って行うのではなく、一連の流れとしてとらえて、射を行うことが大切です。

射法八節の一連の動作すべてに影響してくる足踏みは、足の角度を自分で見てもおおよそ確認はできますが、左右の角度の違いや、角度が適正であるか指導者にみてもらうことも大切です。

修正したら、感覚的にもよい状態を覚え、常に一定にできるように身体感覚を磨くことも、上達への第一歩となることでしょう。







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