試合でのルールを守る|弓道が上達する練習方法

弓道も他のスポーツや武道と同じように、試合の上で細かなルールがあります。弓道初心者が経験を積んでいく上でも、ルールに則って試合を重ねていくことは大変重要になります。弓道の試合でのルールをよく理解して、上達を目指しましょう。


1.競技としての弓道のルール

弓道の試合には様々な規則(ルール)があります。更に、その規則も管轄する連盟や、学生弓道、一般弓道の違いといったものもありますが、全弓連(全日本弓道連盟)の弓道競技規則に準じたものになります。

競技規則は、選手に対するルールであるとともに競技が無事に終始されることを目的として制定されたものなので、出場選手は規則に則って試合に臨むことが要されます。

弓道競技の種類は、近的競技、遠的競技と射流しになり、近的競技は直径36cmもしくは24cmの的を使用し、27mの射距離で行ないます。

遠的競技は、三十三間堂通し矢の距離、120mが基準となって競う場合もありますが、今はその半分の60mで行なわれています。

的の大きさは本来1.58mでしたが、現在では1mのものを使用して行なわれています。

射流しは、的をかけず矢を遠くへ飛ばすことを目的とした競技です。広い場所を必要とするため、現在ではほとんど行われていません。

競技の種別は個人戦と3~5名で行なう団体戦からなり、生徒・学生、および社会人等、男女・年齢、段位・称号等の構成により分けられています。

競技の方法は、的中制・採点制・得点制があり、近的競技では的中制・採点制・得点制、遠的競技では的中制・得点制のいずれか、または混在して採用されます。

競技の勝敗は、総射数法、トーナメント法、リーグ法によって順位を決定します。

近的競技は坐射、遠的競技は立射とするのが基本ですが、坐射での行射が困難で立射を希望する場合は、大会参加申し込みと同時に理由を付した文章を提示し、大会会長の許可を得る必要があります。

競技は、競技における行射の要領(5人立の場合)の定めに則って行われ、射場の入場から退場まで細かく制定されています。




特に団体競技では、行射時間も細かく制限されており、選手はこれを守らなければなりません。

制限時間を超過した場合、それ以降に離れた矢は無効、残った矢は失権となるので会での時間の配分などに注意が必要です。

また、全弓連の代表的大会で着用する弓道衣は、男子・女子とも白筒袖・黒袴・白足袋着用と定められていますが、指定以外の大会では、和服・弓道衣着用とし、色合いについては特に定められてはいません。

弓道は武道であり、いわば武器を扱う競技です。ルールを守ることで、危険を回避し、礼儀、作法を表現することと繋がっていることを理解しておきましょう。


2.ルールを守って楽しく経験を積んでいく

弓道では試合で結果を出すことだけを目標としていません。

試合での定められたルールを守るなかでの、正射必中を目的としています。

弓道競技規則は行射だけでなく、礼儀、作法も含まれたルールであると考えて、初心者のころから、しっかりと学習を重ねることが大切になります。

試合のルールを理解したうえで、見る試合は楽しく、見取稽古のように、多くのことを学ぶ機会でもあります。

弓道初心者が練習を重ねていき、経験を積んでいくためには、大会に出たり、審査を受けたりして、日頃の練習の成果を試すことも、上達のために必要な要素となります。

大会には全日本弓道連盟や都道府県弓道連盟などが主催するものから、多くの弓道会が、月例会や親善試合、地域イベント連携の大会などを開催しています。

全弓連の大会は出場するために登録が必要ですが、その他の大会などは登録の必要はなく出場できるので、試合の雰囲気を体験するにはいい機会となるのではないでしょうか。

中には、初心者対象の競技会もあるので、チャンスがあれば積極的に参加してみましょう。

競技に出ることで、普段の練習の成果や上達度も確認することができ、自信となり、さらなる上達を目指す指針となることでしょう。







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