弓道の体配について

弓道をする中で、射技については積極的に練習をすることと思います。しかし、射技や的中だけが弓道ではなく、体配というものを身につけることが必要です。

ここでは、その体配がどういうものなのか学びましょう。


1.体配について|体配の動き方

体配とは、体を配ると書き、射形や射技以外の動作をいいます。基本の姿勢、基本の動作、つまり、より具体的には、立った姿勢や座り方、歩き方などが体配にあたります。

体配は、弓道連盟に加入している指導者から教えて頂けます。高校では、顧問の先生が教えて下さることが多いので問題はないでしょう。

ここでは、体配における注意事項を紹介します。どれも、少しの気のゆるみで、見かけ上みっともなくなってしまうものばかりです。

一つ目は、視線の注ぎ方です。

見た目としては、ほんの少しうつむいているような感じです。立った状態では4メートルほど先を見るようにしましょう。

二つ目は、背中を伸ばすことです。

視線をうつむき加減に、とは言いましたが、背中が丸まっているのは良くありません。首が伸び、肩は力が抜けてすっと落ちていて、背筋を伸ばしている状態が基本です。

よく、首を後ろのえりにつけるような気持ちで、と教えられていました。本当につけようとすると、あごが上がってしまうので、あごはきちんと引くようにしましょう。




姿勢が崩れるありがちな動作は、礼のときです。首を折ってしまう礼はついしてしまいがちですが、礼とは腰の折る深さですので、頭は動かないようにします。






2.体配とは|品格と風格

体配とは、現在では弓道の射技以外の動作といった考えが強いように思われますが、本来は礼射のことを指します。実利重視派だったとされる日置流で、特別に礼節や儀式的なものを重視した礼射のことを体配と呼びました。

つまり、体配とは礼節のことをいいます。

ただの、中りのみを追求した弓道は、もはや弓道ではなく、的当てゲームになってしまいます。戦や狩猟のために使われなくなった現在、精神修行としての一面を強めた弓道は、礼儀作法を重視しています。

競技では、どうしても的中本数を競うことになるため、体配を軽視する学生や指導者が多いことは事実です。

しかし、射技の上達のみを目的とし、体配を軽視することがむしろ時代遅れであり、競技を超えて、弓道家として歩むのならば、風格や品位を養う努力をしなければなりません。実際、審査で定められる五段以上の基準には、風格や品性といった言葉が出てきます。

人との接し方や言葉遣い、思いやりなどの日常生活でのあり方もまた、体配と呼べるものかもしれません。技能の上達だけにとらわれず、また、弓道に携わっている時間、携わっていない時間に限らず、日頃からそういった人格が動作ににじみ出るような人こそ、真の弓道家たる人物ではないかと思います。







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